ＮＰＯ法人設立手続き、運営相談

ＮＰＯ法人の定款を作成する

　ＮＰＯ法人も株式会社と同様、定款を作成します。定款についてはホームページや書籍等に書式例がありますが、書式をそのまま利用すると設立後に実務上支障が出てすぐに定款を変更しなければならなくなったりしますので、個別のＮＰＯ法人にあった定款を作成するためには、弊社や定款作成の専門家である行政書士に相談することをお勧めします。

　定款には下記の事項を記載します。

　１．目的
　２．名称
　３．その行う特定非営利活動の種類及び当該特定非営利活動に係る事業の種類
　４．主たる事務所及びその他の事務所の所在地
　５．社員の資格の得喪に関する事項
　６．役員に関する事項
　７．会議に関する事項
　８．資産に関する事項
　９．会計に関する事項
　10．事業年度
　11．その他の事業を行う場合には、その種類その他当該その他の事業に関する事項
　12．解散に関する事項
　13．定款の変更に関する事項
　14．公告の方法

　これらを下記の要領で記載することができます。

　第1章　総則　（法人の名称や主たる事務所の所在地など）
　第2章　目的及び事業　（法人の目的や特定非営利活動の種類など）
　第3章　会員　（会員の区分や入会金、会費、大会についての規定など）
　第4章　役員及び職員　（理事や監事の人数、選任方法、職務内容、任期、解任の規定など）
　第5章　総会　（総会の権能や開催、招集、議決、議事録に関する規定など）
　第6章　理事会　（理事会の権能や開催、招集、議決議事録に関する規定など）
　第7章　資産及び会計　（事業計画や予算に関する規定など）、
　第8章　定款の変更、解散及び合併　（定款を変更するための規定や解散に関する規定など）
　第9章　公告の方法　（官報やホームページに記載する方法など）
　第10章　雑則
　附則　（設立当初の役員や入会金、会費に関する規定など）